myoglod’s blog

全部フィクションです

吉田さんとバーに行った

大学の時の先輩が一週間後に北海道の旭川に転勤することになって、一人暮らしの部屋の家具を処分するので譲ってくれることになった。その打ち合わせをすることになって、仕事終わりに迎えに来てもらい先輩と昭和のハイカラヤで飲んでいた。私と先輩は大学の吹奏楽団の仲間で、私は一年生の5月くらいの一瞬でやめたんだけど、それからもmixitwitterなどのsnsで繋がっていたのでお互いに連絡を取ったり、たまに遊んだりしていた。お互い社会人ということもあり仕事の話をたくさんして、山梨で一緒に飲むのは今日が最後ですねーなどと話をしていた。他にも、私が吹奏楽団にいた頃の同い年の女の子(普段はスタバゆるふわ可愛い感じのいつも彼氏がいそうな明るい子なのに、吹奏楽部で歌練習係に任命されたプレッシャーが大変で、家で大量の睡眠薬を飲み救急車を呼び自殺未遂をしたのがきっかけで吹奏楽団をやめてしまっていた子)のことを聞いたり、その子が団の同じパートのゲーマーの先輩とセフレになってた事とか聞いて楽しかった。一軒目のお会計は先輩が全部持ってくれていた。

二軒目は、近くに先輩行きつけのバーがあったのでそこに移動して可愛いカクテルを頼んだ。そのあと「将来どうしていきたいか?」的な話になり、先輩から「俺は今から北海道に行くけど、付き合ってって言ったら付き合ってくれる?」と告白された。私は来週から北海道に行く人と付き合うのはムリですと答えた。「じゃあ俺が山梨にいるとしたら付き合ってくれてた?」と聞かれたので、めんどくさいなあと思いつつ「付き合ってたかもしれないですね。わかんないです」と答えた。

 

それからも、多分大分酔っていたと思われる先輩からのアプローチは続き、バーにいた皆のヤジもあって、私と先輩はこの後ホテル行くよな!みたいな流れになっていた。2時半くらいまで飲んでそろそろ帰るという流れになり、先輩がお会計を済ませてくれた。(先輩は見栄を張ってシャンパンとか開けてた)椅子から降りるときに先輩が手を差し出してくれたが私は面倒くさいなと思い「あっいいです…」と小声で言って普通に椅子から降りた。そのあとも先輩は私に手を差し出してくれたが私は「あっ、はい…」とか言いながら手は無視した。周りからは「そういう時は受けてやれよー」という声が聞こえたが、私はそこまでのテンションになっていなかった。なんか先輩のことそこまで好きじゃないし、キスとかの時、酔いしれた表情で見つめられたりしたら、うわキモ!!ってなるだろうと思った。

そして店のみんなに挨拶をして私は外に出た。先輩はマスターに呼ばれて中で話をしていた。おそらく「店のそばのアピオの近くにGOLFというラブホがあるからそこに行け、国道20号竜王方面に向かう交差点を通過したすぐに、ホテルに入る道があるから…」などと忠告を受けていたんではと思われる。

車に乗り込むと(※先輩は飲酒運転です)先輩に「連れて行っていい?」と言われて、どこにですかと答えたが、案の定ゴルフに行こうとしていた。道をミスったので、ヨッシャーーと思ったが、近くを回ったら正しいルートで来てしまったので、チッという気持ちだった。私は前の名取さんの時もゴルフばっかりだったので、ゴルフに行く道には詳しいのである。そして、またゴルフかよ・・・という気持ちであった。

 

しかし、まあここまで来たけど普通に生理だったので、車が普通にINのゲートに入った瞬間に「すいません。こんなタイミングになって申し訳ないんですけど、私今日できないです。」といった。すると「え?まじ………。それは……そういう日だからってこと?」と聞かれたので、そうですと答えた。案の定先輩は「…帰るか」と言って車はOUTのゲートを出た。

私は「よかったーーーーーーーー!!!!」と思って家まで非常に安心の気持ちで帰れるなぁと思った。あーうれしいな。家に帰ってめっちゃ寝よう。爆睡だ爆睡。そして、家に着く。ありがとうございました、と言って車を降りようとしたら、先輩が私の右腕をつかんで離してくれない。どうやら、キスをしろということらしい。口は嫌だったので、しぶしぶ、「ほっぺですよ」と言って髪を右耳にかけて頬を差し出したら、不満だったらしい。私の真正面まで向いてきて、口にチューされた。。。

今までで一番嫌なキスだった。私、援助交際とか無理だわ。まあ軽くして早く帰ろ、と思ったら、まだ腕を離してくれないらしい。バーでの会話で性感帯を聞かれた時に私が耳が弱いと答えたからか、なんか耳に舌を入れてきた。ちょっと、降りる前の自宅の実家の前でこういうことをするのはやめてほしい。めんどくさいのでちょっとヤーンとか言って、体はめっちゃ助手席のドア側へ。この時の私は(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい家具家具家具家具家具家具家具家具…)と、家具をもらえるので仕方なくこんなことになっているという気持ちがいっぱいであった。すると先輩、まだ足りないのか、もう一度キスをしてきたので、アーハイハイと思ってキスをしていたら、舌を入れてくるではないか。あんまりハードなのは無理だったので、申し訳程度にちょっと舌を入れ返した。それで許してもらった。解放さしてもらった。

 

一軒目の飲み代も(7千)、二軒目の飲み代も(2万)、車での送り迎えも出してもらってるので、私がどうこう言うことはできないのだ。ただでお酒飲ませてもらったんだから、キスくらいする。口説かれることになったら口説かれなければいけないんだと思って、必死に口説かれ続けた。

 

しかし、私は家具がもらえないのであれば、先輩と二人で飲みに来たりとかきっとしない。

口説かれる時は雰囲気を壊さないようにはぐらかしたりふんわり答えたりしていたけれど、実際は先輩のエスコートを断ったりホテルを断ったりしているんだから、キスとか無理やりしてこないでほしい。

それなのに向こうは空気が読めないで、バーのみんなからの「男だろ?」みたいな空気に燃え上がって、ヨッシャ俺男だぜみたいな顔して無理やり空気も読まずにキスしてくるから本当に腹がたった。

7日も8日も9日も11日も誘ってきたんだけどどういう事や

そんなに断りきれんわ、しかも11日は家具引き取りに行くから強制出席だし

そのあとバーに飲みに行くから、ホテルに誘われるでしょ?はーーーーーーー!

めんどくせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

断るのもエネルギーがいるのである。故に、私は断れない。

 

目標:家具だけもらってさっさと引き上げよう!!!2016年末

 

てかバーで先に飲んでた吹奏楽団OBの真彰先輩かっこよかったな。彼は面白くて最高だな。

真彰先輩から連絡先きかれたら良かったな。